じっくりレビュー
俺、このシリーズの続編を待ってた。前作の衝撃から数ヶ月、ついに三上先生の「悲惨な末路」の第2章が降ってきた。
多摩豪が描く学園という閉じた世界での権力構造の崩壊。それは単なる快楽の追堕じゃなく、一人の大人が自分の立場を失い、尊厳を失い、最後には何も残らない状態まで追い詰められる過程そのものが主題なんだ。前作で確立した「依怙贔屓教師」というキャラクターが、第2部でどう変質していくのか——その引き込まれ方が半端じゃない。
作画のクオリティも維持されてる。62ページという適切なボリュームに、緊密なストーリー構成と表現力豊かなキャラ描写が詰め込まれている。表情の変化、心理描写の微妙なズレ、権力関係の逆転を視覚的に見せる構図の工夫——これら全部が機能してる。
シリーズ追いをしてる固定ファンなら、もう迷わず手に取るべき一作。前作未読でも単体で成立してるけど、やっぱり1→2の流れで読むと刺さり方が全然違う。
この作品の評価
シリーズ2作目で加速する堕落劇。多摩豪の画力と構成力が冴え渡る、中毒性抜群の傑作。
良い点
- 前作の世界観を継承しつつ新展開を生み出す構成力
- キャラの心理変化が細かく丁寧に描かれている
- 62ページに濃密な物語を凝縮した密度感
気になる点
- シリーズものなので前作の流れを知ってると更に刺さる
- 衝撃的な展開が続くため、心理的な負荷は大きめ
おすすめの読者層
多摩豪の作品を追ってる層、学園ものの権力構造を描いた作品が好きな読者、シリーズ1から続きが気になってた人。
作品情報: DMM.com Webサービス
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